BOBBI BROWN × PREMIUM SIX
第十四回目 永富 千晴(美容ジャーナリスト) 所属:イプシロン
こんにちは。
2020年のスタートとなりました。皆さんのお肌の調子はいかがですか?
私はですね。あることに気づきました。
それは、年末に身の回りの整理をしていた時のこと。
釘付けになったのは、靴についた“シワ跡”。
写真の靴は参考にならないですが、こーいった感じのシワっぽさのこと。

お手入れもせず履きまくっていたこともあり、いざ、綺麗にしてあげましょ、と磨いても、シワ跡が取れない。
革靴のかかと周りなんて色が褪せてきていたりして、艶やかさもいま一つ。
ひょっとして・・・これって、肌にも起きているのかも。
靴は専門店でリペアすれば、ある程度回復してくれるけれど、肌もリペアをしてあげないと、まずいことになるのでは?
というのも、ここのところ、乾燥も激しく、冷え性も加速する一方。油断すると風邪を引きそうにも。肌のことばかりを気にしてもいられないお年頃ということ もあり、お顔のケアは、高保湿がせいぜい。そのせいか、「シミ」が濃く見えたり、「クマの影」も色濃く見えて、顔の印象が疲れて見えることも多い。血色を アップするチークや色の濃い口紅をつけても、取ってつけたような、誤魔かしメイクではないか!
この状況をなんとかしなくてはどんどんお化粧が厚くなってしまう。
いわば迷走状態のこのお肌。一体どうすれば、上向きにできるのだろう?
「朝にタオルでスチーム温顔すると、巡りがたちまちよくなるのよ」というヘアメイクアップアーティスト山本浩未さんのアドバイスを思い出し、わらにもすがる思いで、やってみましたよ。
ポットでお湯を沸かし、コップに半分ほど入れ、水を足す。熱々のお湯を約50度にするのが目安だそう。お風呂の温度が41度ほどなので、50度というとかなり熱いのですが、ホクホクになったタオルを顔にのせた時の気持ちのいいことといったら!
顔の表面だけでなく、奥の方からじわ~と温まり、顔がこんなにも冷えていたなんて!
顔も芯から冷えていたら、細胞が生き生きとしてこないから、表情も暗くなってしまうのも、無理もないことだったのね。
巡りが良くなったせいか、たったそれだけなのに、肌色に明るさが宿ってびっくり。心なしかシミやクマも影も目立たなくなっている。
そこで、一気にリペアを加速するべく、取り出したのが、<エクストラ リペア モイスチャー クリーム>。スチームの魔法をかけたその肌に、リペアエンジンをぐぐぐっと引き上げておきたい、という作戦だ。

このクリーム、アセチルヘキサペプチドー8とクラリセージを組み合わせたエクストラリペア コンプレックス、という肌本来の力をサポートする成分が配合されているのが頼もしい。
見た目だけだとコクのあるリッチなクリームに見えるでしょ?
でも違うんです。
ローションと美容液とクリームが一体となっているような瑞々しさのあるモイスチャライザー。伸び広げた時に、ふわ~っと広がるフワラーハーブの香りがとても清潔感があり、朝の気重さも香りと共に吹き飛ぶかのよう。

顔だけでなく、「首」「耳たぶ」「デコルテ」まで。「耳」の周辺は目をすっきりとするツボも集中しているので、指で優しく揉み解すように・・・。耳もとても冷えているんですね。
みずみずしいクリームをつけた指先から、皮膚の層の温度、凹凸なども伝わってくるので、特にざらつきがちな「小鼻の周り」や「鼻先」、そして、のっぺりし てきた「唇と鼻の間」つい下がりがちな「口角の端っこ」などにもリペア成分が行き届くように丁寧に。“口角はこの位置ね”そしてほっぺもこの位置ね“と指 で位置を記憶させたりするのも、このクリームだと滑りがよくバッチリ。
たった1品なのに、メイクの土台づくりに必要な潤い、そして柔らかさを見事なまでに肌にまとえるのも、このクリームのすごいところ。
そのリペア感は、まるでBefore→after のごとく。こんなお顔、こんな肌色だったのね、とその修復力に驚きました。「リペアなくして、生気は宿らない」と、クリームに教えてもらいました。
さらに、年々リペア力の減っている弱々しい目元には、<エクストラ アイ リペア クリーム>を。こちらのクリームは、ムチっとしたコクが特徴的。目周りだけでなく、こめかみも皮膚がたるんできたり、痩せてきがちだし、シワのよりやすい 眉間にもしっかりと。リペア成分よ、ハリを出しておくれ!!
ちなみに、いつ見ても綺麗な目元の友人は、お休み前に、パテのごとく、塗っておくそう。その気合、いただきます。

そのクリーム2品を使って、改めて感じたのは、明らかに1日の持ちがいいこと。そして、しっかりリペア成分を仕込んでおくことで、空気が乾燥しているな、と感じたら、保湿スプレーなどをシュッとして、手の平で優しく馴染ませると、ダメージの戻りが早い、ということ。
こんなところでも、リペア力の高さを感じます。
そして、桜色の唇にしてくれるリップクリーム<エクストラ リップ ティント>を唇に。
ほんのり感がとっても可愛いこのリップティント。リペアケアを続けているうちに、このリップティントの桜色が、もっと似合うようになるといいな。

もちろん我々は、日々老化をしているけれど、どこから手を打ったらいいのか分からなくなりがちな冬は、こうして受けたダメージは「リペアする」という基本の意識を持つことで、体も心も、そしてお顔も、老化の速度をゆるやかにしてくれるんですね。
どうか、皆さんの美容計画の役に立てますように。
美容ジャーナリスト
永富千晴
