BOBBI BROWN × PREMIUM SIX
第十六回目 新見 千晶(ヘア&メイクアップアーティスト) 所属:イプシロン
みなさんこんにちは。ヘアメイクアーティストの新見千晶です。
私は女優さん、タレントさん、アイドルの方々など幅広い年代の方のヘアメイクを担当させていただいているのですが、は、どんな年代の方にもあてはまる、魅力的な目元を作るための私なりのメイクのコツがあるんです。
今回はそれを3つにまとめて皆さんにお伝えしたいと思います!
毎日のメイクの際に、ほんの一手間プラスするだけで、瞳はあなたが思っている以上に輝き、魅力的に見えますよ! ぜひ試してみてくださいね。
<魅力的な目元を作るルール1>
目尻の切れ込みにもファンデーションを塗り、アイメイクの最後にキラキラシャドウをオン!
まずは、ベースメイクの際、まぶたと目尻の切れ込みにもファンデーションを塗って目尻のくすみをカバーしておきましょう。
目の下のクマはコンシーラーなどできっちりカバーする方は多いのですが、案外くすみがちなまぶたと目尻の切れ込み部分は何も塗らない、という方が多いんです。
この部分のくすみがなくなるだけでも、いつものアイシャドウが数倍キレイに仕上がります!
日本人女性は、ブラウン系のアイシャドウを使っている方がとても多い印象です。
ブラウン系は、たしかに目元がぱっちりと大きく見えます。
そこで、いつものアイメイクの最後にぜひ、ゴールド系のキラキラのラメシャドウをまぶたの中央部分にだけプラスしてみましょう。
オススメは「リュクス アイシャドウ リッチ メタル(ヒートレイ)」です。
ゴールド系なので日本人のまぶたに自然になじみますし、ブラウン系のアイシャドウとも相性抜群!
ほんのり赤みがあるので、ナチュラルに色気が出てとてもキレイに仕上がります。
ラメシャドウは、まぶた全体に塗り広げるよりも、上まぶたの中央にだけ塗るのが断然おすすめ。
立体感も出ますし、控えめなことで、かえっておしゃれに見えるんです。
私も愛用している、アイスイープ ブラシを使えばとても簡単にキレイに塗ることができますよ。
<魅力的な目元を作るルール2>
まるで本物みたいな涙袋で瞳をうるうるに見せる!
涙袋があると目の縦幅が広がり大きく見えるし、瞳がうるうると潤んで見え、可愛くらしくなれるのでアイドルの方々には必須のメイク法です。
「それって若いから似合うのでは!?」と思う方もいるかもしれませんが、大人の女性でもナチュラルに涙袋を作れば、さらに目元を魅力的に見せることができます。
まず、スティックタイプのアイシャドウを用意します。
「ロングウェア クリーム シャドウ スティック(01 バニラ)」がおすすめです。
鏡の前でにっこり微笑むと、目の下が自然にぷっくりする部分があると思います。その部分があなたの涙袋ゾーンです。この部分にベージュのアイシャドウを塗ります。
(このゾーンよりはみでて塗ると不自然になってしまうので注意!)
目頭から目尻まで全部塗るとかなり涙袋がぷっくりしているように見えますが、よりナチュラルに見せたい方は目頭から、黒目の下あたりまで塗るのがおすすめ。
もっと瞳をキラキラさせたい!と言う方はルール1で使用した、キラキラアイシャドウを目頭に少し塗り重ねてみてください。
<魅力的な目元を作るルール3>
目と眉の距離を近づけ目の印象を強く見せる!
魅力的な目元を作る時に、眉の印象はとても大切です。
目を大きく魅力的に見せるためには、目と眉の距離を縮めるのが効果的。
日本人の顔が平面的だと言われるのは、目と眉の距離が欧米人にくらべて離れているのも1つの要因だそうです。(たしかに欧米の方って目と眉の距離がすごく近い!)
だから、眉を描く時にほんの少しだけ眉の高さを下げてみましょう。
とはいえ、眉全体を全部下に下げるとすごく不自然ですよね…!
じつは、眉頭の下の部分にだけ、少し眉を描き足すだけで良いんです。
ほんの2ミリほど眉頭の下を描き足すだけで、かなり眉が目と近づいて見えますよ。
まず、先が三角になっているアイブロー ブラシにブロー キットのパウダーを取り、自分の眉の筋肉にそって全体の眉を自然に描きます。
次に、眉頭の下の部分を2ミリほど描き足します。
こうするだけで目と眉の距離が近づき、目の印象が強まり、目がぱっちり見えるんです。
明日からのメイクには、ぜひこの3つのルールを取り入れてみてください!
きっと、いつもよりあなたの瞳がキラキラと輝くはずですよ。
ヘア&メイクアップアーティスト
新見 千晶